省エネのスタートは、ムダを省くこと!!
一般的に工場で使用されている電気代の20~25%(多いところでは30%)は、コンプレッサが圧縮空気を作るための電気である言われています。
それだけの割合を占めるコンプレッサで省エネが出来れば効果が大きいため、設備担当者の皆様はより効率的に自社のコンプレッサを運転させるために、INV搭載のコンプレッサの導入や継続的な台数制御運転プログラムを検討するなど、日々悩まれている方も少なくないのではと感じています。
しかしながら省エネの前にやらなければならないことは、ムダをなくすことです。いくら効率のいいコンプレッサを導入しても、漏れるエアーを作り出す電気代はコンプレッサ側ではどうすることもできません。
エアー漏れは水や蒸気などと異なり、目に見えにくいため軽視されがちですが、その損失コストは莫大です。
穴径1mmからのエアー漏れは、どれだけのムダ?
仮に穴径1mmから圧力0.49MPa(温度20℃)でエアー漏れが発生している場合、54.7ℓ/minのエアーを捨てていることになります。
コンプレッサの年間稼働時間を8,000時間とすると年間26,256m3の漏れとなり、圧縮空気の単価を1.3円/m3とすると、この一箇所からの漏れだけで年間約3万4千円のムダとなります。
工場エアー全体に占めるエアー漏れの割合
穴径1㎜からの損失金額で『年間たったの3万4千円』と思った方もいらっしゃるかもしれません。しかし、一般的に工場におけるエアー漏れ量は、工場エアー全体の約20%と言われており、多い工場では30%を超えることもあります。よってその損失コストは莫大です。
またコンプレッサ自体の運転時間も当然増えますので、メンテナンス周期も短くなります。
エアー漏れ対策
エアー漏れ対策にはまず調査が必要です。当社では調査のご提案もさせていただきます。また、ご自身で調査の取り組みをされたいと言うお客様には、調査に必要なリークテスタのご提案もさせていただきます。また電気の使用時と同様に、使用しない場所では、こまめにバルブを閉めることも効果的です。また、設備と連動させる電磁弁制御等もご提案可能です。
是非、弊社とご一緒にエアー漏れの調査・改善に取り組んでみませんか?
コンプレッサエアーでお困りの際は当社にご相談ください!
浜松・三河工場修理メンテナンス.comを運営する吉和田浜松は、コンプレッサエアーのプロフェッショナルです。ライン増設に伴いコンプレッサ増設を検討しなければいけない工場様、バックアップ機が無くギリギリの状態で機械トラブルが発生しないかヒヤヒヤしている工場様は、まずは一緒に、すぐ新しい設備の導入が本当に必要なのかを調査してみませんか?
もちろん今より省エネにつながるコンプレッサ制御の見直しや老朽更新等のご相談も大歓迎です。
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