短期間での施工が可能!不断水凍結工法のご紹介

不断水凍結工法とは、液体窒素で一時的に配管内の水を凍らせることで

バルブの役目をさせ、すべての所で断水することなく、短期間での施工を可能にする工法です。

 

このようなところにオススメです。

  • 壊れたバルブの交換時やバルブの無い所での作業で困っていませんか?
  • 配管作業中の水槽の水抜き・水張りでの待ち時間に困っていませんか?

 

不断水凍結工法のメリットは??

①壊れたバルブの交換時やバルブの無い所での作業が行いやすくなる

施工は任意の場所にできるので、バルブの交換やバルブの無い所での

枝管の増設等が行いやすくなります。

 

②水抜き・水張りの時間短縮ができる

作業範囲を狭めることが可能になるので、作業前後の水抜き・水張りの

時間が大幅に短縮できます。

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③赤水発生の抑制ができる

任意の場所へ一時的にバルブの代わりとして利用できるため、

古いバルブを開閉することで起こる赤水の発生を防止。

さらにフラッシングが不要になります。

 

④断水範囲の縮小が可能

必要最低限の範囲で施工が可能となります。

全棟で断水しなければできなかった工事もワンフロアのみといった

小規模な範囲で押さえることができます。

 

不断水凍結工法の流れ

①止水を行いたい箇所に凍結容器を取り付ける

(容器は配管径及び形状に沿って加工するので立管・横管・曲管のそれぞれに対応可能)

 

②凍結容器に液体窒素を注ぎ、配管を急速冷却させる

配管内部が凍り、施工可能な状態になったことを確認した上で配管工事開始となります。

 

③配管工事完了後、凍結容器を取外し、配管内部の氷を解凍し、作業終了

解凍作業はガスバーナー・ガストーチ、もしくは電気式ドライヤーを使用します。

 

・液体は水の他に、お湯・ブライン(不凍液)・重油などでも可能です。

特殊な液体での施工を希望される場合は実験施設での凍結テストを行った上での

施工も可能です。

 

※注意点※

・溶接個所での凍結はひび割れを起こす可能性がある為、凍結箇所から

300mm以上離す必要があります。

・凍結容器内に液体窒素を流し込む作業を行うため、凍結部分の上部に

300mmの作業スペースが必要です。

 

最大500Aまで不断水凍結が可能です。

※写真は300Aの埋設配管となります。

 

不断水凍結工法について、ご興味を持っていただいた方がおられましたら

ぜひ、お気軽にご連絡ください。

より詳細な説明や、具体的なお困りごとにご対応いたします。

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