エレベータZERO工法リニューアル
近年、1970年代~1980年代に設置されたエレベータの更新時期が迫っている建物が数多くございます。一般的に、エレベータの耐用年数は20年ー25年と言われており、定期的なリニューアル工事が必要となります。
エレベータ更新の方法は、フルリニューアルという既存のエレベータを、全て交換して新しくする方法が一般的ですが、リニューアル期間はエレベータが使用できない、費用が掛かるなど、工数・コスト共に大がかりな工事となってしまいます。
そのような大掛かりなフルリニューアルが難しい場合に対して、近年増えてきている方法に「ZERO工法リニューアル」がございます。
エレベータZERO工法リニューアルとは、設置後数十年経過したものを制御・機械関係を大幅に入れ替え、延命して使用可能にするものです。
通常の工法ですと連続停止期間を2~3週間程度とり工事を行いますが、エレベータZERO工法リニューアルであれば、使用者様のご都合でEVの継続利用が可能な工法となります。
このような方にオススメ!!
・リニューアルを考えているが、工事期間中に使用できないのは困る。
・身体の不自由な人がいる。
・常時利用者がいる。
・他に利用できるエレベータが設置されていない。
ZERO工法の仕組み
①夜間工事
EVの使用が極力少ない夜間に工事をおこなう。(例:21:30~翌6:30まで)
②時間短縮工法
使用再開復旧までを毎日の工事でおこなうため、仮の制御盤などを設置して移植を
しながら時間優先で更新工事をおこなっていきます。
③再開引渡検査
毎日の作業後に専門の検査員により、お客様が安全に使用できる状況であるか
確認を入念におこない、引渡しをおこないます。
ZERO工法のメリット・デメリット
~メリット~
・EVを毎日利用できる。(夜間工事時間を除く)
~デメリット~
・工数が通常工法よりかかるため、工事金額が高くなる。
・夜間に一部音出しの作業がある。
【工事実施事例】
・A老人ホーム
~お客様の要望~
・利用できるEVが1基しかないので、毎日利用したい。
・金額が高くても、停止期間を無くす方法はないか。
・6階建ての建物なので、階段だけでは辛い。
~弊社のご提案および対応~
・使用が少ない夜間の時間を利用して工事をして毎日復旧する。
・斫りなどの騒音大の工事(1~2時間程度)は相談により
一部日中にスケジュールをさせていただく。
・土日は工事をおこなわない。
・入居者の方に事前説明会を開催させていただく。
ZERO工法リニューアルなら吉和田浜松にお任せ!
ZERO工法リニューアルの豊富な実績を有する当社であれば、お客様のご要望や現場に合わせた最適なご提案が可能です。
工期・コストの問題から従来リニューアルが実施できなかった現場であっても、お客様にご納得いただいた施工実績が豊富にございます。
エレベータのリニューアルでお困りごとをお抱えのお客様がおられましたら、ぜひ当社にお声かけください。