施工対象 : | UV計 |
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施工分類 : | 新設工事 |
施工納期 : | 5日 |
業界 : | 自動車 |
修理内容 : | UV計の新設工事 |
Before: 工場排水の環境事故の予防策
こちらは工場排水の環境事故の対策としてUV計を設置させて頂いた事例です。
工場排水には「水質総量規制」という規制があり、排水の水質に対して厳しい規制があります。
水質総量規制とは、人口・産業が集中している汚濁が著しい広域的な閉鎖性海域の水質改善を図るため、工場・事業場や生活排水等も含めた発生源全体からの汚濁負荷量について、削減目標量・目標年度等を定め、水質保全対策を推進しようとするものであります。
水質汚濁に与える影響が大きいCOD(化学的酸素要求量)濃度の計測は手分析やCOD計で測定することは可能ですが、有機物の汚濁である有機汚濁の計測はUV計で計測をする必要がございます。
UV計は試料水中の有機汚濁の程度を紫外線の吸収度合いとして計測を行います。
お客様の使用目的をヒアリングし、工場排水の環境事故の予防策としてはUV計が適切と判断しました。
After: UV計から配管設備まで一式対応
当社からは東亜ディーケーケー(DKK)製のUV計をご提案させていただきました。
UV計はCOD計に比べて次のようなメリットがあります。
①有機汚濁の程度を紫外線の吸光度で測定するため有機物の酸化分解などの処理工程を必要としない
②計測の際に試薬が不要
③試料水の連続測定が可能であり測定遅れが発生しない
④保守管理が容易
今回は、異常数値になった際に外部に排水させない配管設備と、数値の管理をするための記録計の設置も併せてご提案。
結果、UVの計測に加えて予防対策のシステム構築ができたと大変喜んでいただくことが出来ました。
浜松・三河工場修理・メンテナンス.comを運営する株式会社吉和田浜松では、今回のように排水処理場の分析装置設置や流出防止対策工事についてもお受けしております。排水処理場の問題解決にお困りの方はお気軽にご相談ください。