ここでは、コンプレッサに関する施工サービスの説明をしております。


概要・特徴

コンプレッサとは、圧縮したエアを排出することによって、圧縮エアを動力源とする工作機械を動かす装置です。コンプレッサの性能は、空気をためておく「タンク容量」と「吐き出し空気量」によって、評価できます。また、ポンプの種類は、空気を圧縮する方式によって、「レシプロコンプレッサ」と「スクリューコンプレッサ」と「スクロールコンプレッサ」の3種類があります。

注意すべきトラブルとその前兆

① フィルターの目詰まり

② 潤滑油のレベルと汚れ具合

③ 配管からの空気漏れ

コンプレッサにおける注意すべきトラブルやその前兆は、主に目と耳で判断することができます。吸い込み側フィルタが詰まりの有無、潤滑油のレベルと汚れ具合を目視で確認することで、フィルター詰まりとオーバーヒートを未然に防ぐことができます。また、耳を使った場合では、配管から空気音が漏れていないか確認することで、圧縮エアの安定供給が可能となります。


トラブルが与える影響

① エアの吐出量の低下

② オーバーヒート

③ 消費電力の増加

上記のような前兆が見られるまま使用すると、コンプレッサに様々な影響を及ぼします。まず、フィルターの目詰まりが発生しているままコンプレッサを使用すると、エアの吐出量が低下し、ライン全体の圧力が降下します。また、潤滑油が酸化すると、コンプレッサがオーバーヒートするので、消費電力が増加すると同時に、破損の危険性が生じます。


よくあるトラブルの対処法

① フィルターをエアブローで清掃

② 潤滑油量の確認と交換

③ 配管の空気漏れ点検

これらのトラブルの発生原因は、主に定期的な清掃と点検によって解決されます。まず、エアの吐出量が低下した際は、目詰まりしたフィルターをエアブローで清掃することで解決します。また潤滑油の酸化を防ぐために、潤滑油量の確認と定期交換をお勧めしております。さらに、配管からの空気漏れに対しては、配管の定期点検を行うことで、ラインの全体の圧力降下を未然に防ぐことができます。

 

施工事例①:コンプレッサーの増設設置工事

従来よりお取引のある半導体部品加工のお客様より、新工場立ち上げに際したエアコンプレッサーの増設のご相談を頂きました。

昨今の半導体の需要の増加を受けて、急ぎ立ち上げを行う必要があり、従来より対応力・施工納期をご評価いただいていた当社にご依頼を頂きました。

当社にて現地確認を実施させていただき…

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施工事例②:コンプレッサー雨除けカバー設置工事

従来よりお取引のある部品加工業のお客様よりコンプレッサーの雨除けカバーを設置したいとご相談を頂きました。

コンプレッサーを設置している場所に屋根等の雨除けがなく、雨が降る際にはビニールシートを被せて対策をとられているだけでした。

ゲリラ豪雨が発生した際に、工場内で作業をされていたため雨に気づかず、ビニールシートを被せることが出来ず雨さらしの状態に。
その日は故障等も発生せず問題なかったのですが…

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