コンテナのメンテナンス工事

Before:   需要拡大に伴う、コンテナのメンテナンスが追いつかない…

こちらは、以前からお取引のあるお客様から寄せられた巨大コンテナのメンテナンスに関する事例です。お客様はガスの製造・充填後、海運や陸送で使用するためのコンテナのメンテナンス頻度をアフターコロナによるガス需要の増加や生産拡大に伴い増やしていました。

しかし、需要の拡大に対してメンテナンスが追いつかなくなったと判断し、急遽当社に依頼をいただきました。
コンテナはタンカーで運ばれるため、全体的にかなり汚れが目立ち、ウエハース状になった錆も多く見られました。

After:   コンテナに付着した錆・汚れ等を除去して丁寧な仕上がりに

当社では、高圧のガスが封入されているコンテナに付着した汚れを段階的に除去する提案を行いました。コンテナは耐熱容器であり、大きな圧力をかけると凹みが発生する可能性があるため、丁寧な作業が必要です。浮いた錆は錆やバリを落とすケレンハンマーで叩きながら除去し、残った錆には長時間使用しても均一な仕上がりを実現するディスクペーパーを使用しました。また、高圧洗浄機では落とせない水垢にはスコッチブライトを使用して擦り洗いを行いました。

作業性と防錆効果を考慮し、容器肉厚への影響を最小限に抑えるために、BAN-ZIのサビキラーカラーを選定しました。これにより、コンテナを傷つけることなく、効果的なメンテナンスを行いました。

お客様からは、丁寧な作業と汚れ対応力に対して高い評価をいただき、継続的なお取引につながった事例となっております。当社では引き続きお客様のご要望に合わせて、最適なサービスを提供させていただきます。