冷却タンク脚部メンテナンス工事

Before:   冷却タンク脚部が経年劣化によりサビが発生してる…

冷却用の液体窒素が充填された断熱耐圧タンクの脚部周辺に関するメンテナンスの依頼を受けました。

長年の使用による経年劣化や、温度差によって一部にクラックが生じ、

基礎部分の鉄筋が露出し始め、サビが発生している状況でした。

このまま放置すれば、タンクの耐久性に影響を及ぼす可能性があったため、早急な対処が必要でした。

After:   

まず、コンクリート部分に浮きや剥がれがないかを確認するため、

ハンマーで丁寧に脚部周辺を叩いて点検を行いました。

特に耐圧タンクが載っているため、最小限のコンクリートはつり作業で済むように慎重に作業を進めました。

クラックや剥がれが確認された箇所には、サビ止め処理を施し、

その後、欠損部分をコンクリートで補修しました。補修後には防水塗装を行い、

タンク周辺の耐久性を回復させました。

 

また、コンクリートの乾燥には十分な時間が必要なため、

天候を考慮しながらの施工となりましたが、予定通り2日間で作業を完了することができました。

このメンテナンスにより、冷却タンクの安全性と耐久性が確保され、

お客様には安心して設備を運用していただける状態となりました。

 

もし同様の問題でお困りのお客様がいらっしゃいましたら、ぜひ当社にご相談ください。