マシニングセンターの解体工事

Before:   校舎建て替えに伴う古い機械の搬出対応

工業高校様より、校舎建て替えに伴う古いマシニングセンターの廃棄についてご相談をいただきました。

この案件は、既存機械を廃棄するために搬出を希望されたものの、搬入経路の幅や高さが狭く、

そのままでは搬出が不可能な状況でした。ユーザー様は、

特に搬出経路（幅1,600mm × 高さ1,900mm）の制約を解決する方法をお探しでした。

After:   機械の分解作業＋安全かつ効率的なつり上げ作業を実施

私たちは重量物運搬の専門会社様と連携し、機械を解体して搬出可能な状態にする提案を行いました。今回の作業では、以下のポイントを重視しました。

1. 機械の分解作業
   主軸ユニットやATCユニットなど、重量のある部品を丁寧に取り外し、搬出に適したサイズに解体しました。解体された部品は、数百キロに達するものもあり、安全に搬出するための特別な配慮が必要でした。
2. 安全かつ効率的な吊り上げ作業
   解体した部品を搬出するため、チェーンブロックとトロリーを使用。これに伴い、作業現場に合わせたやぐらを単管で組み、安全で効率的な吊り上げ作業を行いました。やぐらの組み立ては、重量物運搬会社様が迅速に対応してくださり、作業効率を大幅に向上させることができました。