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汎用旋盤の修理対応
| 施工対象 : | 工作機械・専用機 | メーカー : | 瀧澤製鉄所 |
|---|---|
| 施工分類 : | 修理 |
| 施工納期 : | |
| 業界 : | 部品加工 |
| 修理内容 : |
Before: スクロールチャックの芯振れ
今回は、お取引先様からのご紹介でご相談いただいた、ご新規のお客様からのご依頼事例です。まずは現場へ訪問し、対象設備の現状確認を行いました。
お客様は、滝澤鉄工所製の汎用旋盤(型式:TAL-430、1972年製)を中古で購入され、導入当初はそのままの状態で使用できておりました。しかし、ご使用を続けるうちに徐々にスクロールチャックに芯振れ(回転時のブレ)が発生し始め、現在では本来の精度が出せず製品の加工が全くできない状態に陥ってしまっていました。
また、製造から50年以上経過している古い機械であることに加え、お客様の社内にはこうした機械の修理や精密な調整に対応できる専門の人材がいらっしゃらないため、自社での復旧ができず大変お困りの状況でした。
After: 現地調査からの一貫対応
現地調査にて、芯振れの原因が「機械の主軸」にあるのか、それとも「付属のスクロールチャック」にあるのかを切り分ける確認作業を行いました。その結果、ブレの根本原因は機械の主軸側にあることが判明しました。
これを受け、まずは製造メーカーのサービス部門に修理を打診しました。しかし、「1972年製と非常に古い機種のため、すでに交換部品を用意できない。部品交換なしの調整作業のみを行うことも可能だが、万一直らなかった場合でも出張費や作業費が発生してしまうため推奨できない」との回答でした。
並行して当社の協力会社にも対応を相談したところ、「工場へ機械を引き上げての全面的なオーバーホールであれば修理可能かもしれない」との見解を得ました。しかし、この方法では納期が相当にかかる上、非常に高額な修理費用が発生してしまいます。
今回トラブルが起きた旋盤は、生産ラインの主力機械ではなく、主に「手直し用」として限定的に使用されるものでした。お客様にて、今後の使用頻度や機械の購入価格、そして今回の高額な修理費用・納期を総合的に天秤にかけた結果、最終的に今回の修理は見送り(断念)となりました。
今回は機械の完全復旧という形でお客様のご要望にお応えすることはできませんでしたが、的確な原因究明を行い、メーカーや協力会社からの客観的な情報と選択肢をご提示することで、お客様が「高額な費用をかけて直すべきか、入れ替えるべきか」の適切な経営判断を下すためのサポートをさせていただきました。
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