プレート式熱交換器 リコディショニング
施工対象 : | 製品殺菌用プレート式熱交換器 |
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メーカー : | - |
施工分類 : | オーバーホール |
施工納期 : | 現地施工3日、工場整備2週間 |
業界 : | 食品製造業 |
修理内容 : | 既存プレート洗浄整備、ガスケット交換 |
Before: 経年劣化による熱交換率の低下
プレート式熱交換器はその内部に水を流すことで、その名の通り熱交換を行い、対象物の冷却を行う産業設備です。生産工場で長年使用する中で、プレート欠損や穴あき、スケール付着等などが発生し、これら熱交換効率の劣化の原因となります。今回のお客様からご相談いただいたプレート式熱交換についても経年によるプレートひび割れ、穴あき等を確認。他にも熱交換器本体フレーム部から水漏れが発生している状態でした。
この熱交換器の起こっている症状を修理・メンテナンスするためには、ガスケット・パッキン類の交換、熱交換プレート・フレームへの肉盛り溶接が必要と判断しました。熱交換器は非常に多きな設備になるため、プレートを現場で取外しトラックにて修理工場へ輸送。専用の洗浄機を用いて仕上げる必要がある為、工場が長期停止の期間を狙ってのスケジューリング・リコディショニングの実施となりました。
After: プレート式熱交換器をリコディショニング
プレート式熱交換器はプレートが複数枚に重なっており、1枚1枚のプレートを取り外し、ガスケットの離脱や目視点検を実施。水漏れが発生した本体のフレーム内部の洗浄を行い、既設プレートは工場へ持ち帰りのでカラーチェックの上で、細かな欠損部を確認いたしました。専用の工場に持ち帰っての整備は約2週間の期間を要する為、その間に本体フレームの整備・再塗装を施しました。洗浄済プレートを搬入し、欠損が確認されたプレートに関しては予備品と交換し、新しいガスケットと共に組付けを行い、無事期間内に施工を終了しました。
今回のリコディショニングを行ったことで、熱交換器の熱交換性能が回復。その結果、冷却対象設備の性能である殺菌能力が回復し、作業時間の短縮につながりました。
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