床補修・排水ルート敷設工事

Before:   排水ルートが無く、床の腐食が発生

製造エリアの床材である縞鋼板の腐食が進んでいるため、既設の塗装を剥がした上で、新たに塗装をして欲しいとのご相談を頂戴しました。

打合せを進める過程で製造時に発生する含水ワークが除去できていない事が腐食の一番大きな原因と判明。

お客様のご意向としては今後の腐食防止のためにも床を定期的に洗浄したいとの事でしたが、既設フロアには排水用の側溝等が無い為、新たに排水の方法をご提案し、床の補修工事に加えて排水ルートの敷設工事をすることになりました。

After:   パンチングメタルを利用した排水ルートの確保

床の補修塗装はポリッシャーと呼ばれる床研磨装置で付着物や錆を落とした後に、

下塗り・1次塗装・2次塗装とスムーズに作業を完了。

排水ルートの敷設工事としては、該当エリアには地下ピットがあり、排水ルートの敷設には充分なスペースがあった為、

既設の床を切欠いた箇所にパンチングメタルを溶接にて取付ました。

お客様からは当初のご依頼である床の補修塗装に加えて、腐食の原因を改善する排水ルートを確保した事で、

大変ご満足いただける工事事案となりました。