搬送コンベア　コンベアカバー制作・設置

Before:   コンベアカバーの更新

食品業界のお客様からコンベアカバーの劣化が激しく、自社内で対応ができないため、コンベアカバーの更新のご依頼を頂きました。

コンベアカバーを取り扱う上での注意点は劣化。

特に食品工場では、湿度や温度変化、清掃の頻度が高いため、カバーの劣化が早く進むことがあります。これにより、衛生面での問題が発生しやすくなります。また、設置場所についての問題も多く、カーブ部や狭いスペースでの設置は特に難しく、専門知識と技術が求められます。不適切な設置は、コンベアの効率を低下させるだけでなく、製品の移動中に障害を引き起こす可能性があります。

今回、対象箇所がカーブ部であり作業が難しいこと、また設備の不具合時に対応しやすいように調整したいという理由から 弊社へご依頼を頂きました。

そこで、簡単に取り外しが出来るカバーをご提案致しました。

After:   可動式カバー設置

従来はコンベアカバーがビス止めされておりました。ビス止めされる場合、

・衛生問題：ビス止めの部分に汚れや食品のカスが溜まりやすく、清掃が難しいため、細菌の繁殖を助長する恐れがあります。

・メンテナンスの難しさ：ビスを一つ一つ取り外す必要があり、作業が煩雑で時間がかかります。

・ベルトの張力と整列の問題：ビス止めによってベルトの張力が均一に保たれない場合、ベルトの走行が安定せず、ずれや脱線が発生する可能性があります。

などの弊害が起こる可能性があります。

 

そこで当社は、 現物のカバーのサイズに合わせて加工を施し、現物に合わせた寸法で修理をすることが出来ました。 現場のオペレータ様からも、非常に使い勝手が良いと高い評価を頂いております。

株式会社テクノ・バークシャーでは、現場にご訪問した際に、現状課題のご説明に加え、改善提案まで行います。 設備更新当ででお困りごとがございましたら、お気軽にご相談ください。