工場の配管が破裂してしまう原因とは?

工場の配管が破裂してしまうと発生するトラブル

皆様の工場では配管が破裂してしまったことはありますでしょうか。破裂した状態で放置してしまうと様々なトラブルが発生してしまうため、早期の対策が必要です。例えば、分かりやすいトラブルであれば、配管から液体が漏れてしまい、工場内が水浸しになり、大事な商品がダメになってしまうことがあります。また、配管内で循環している液体が硫酸などの劇物であれば、従業員の健康被害や、周辺地域への環境問題にも繋がりかねません。いずれにしても、液体が漏れたまま放置していると、次々と被害が広がってしまうため、早めの対策が必要です。ただ、破裂した原因がわからないまま、対策や修理を行ってしまうと、短期間で再発してしまう恐れがあるため、原因を押さえた上で対策を行わなければなりません。

 

工場の配管が破裂してしまう原因

では、配管が破裂してしまう原因とは、どのようなものが挙げられるのでしょうか?
当社の経験上、破裂の原因は大きく4つに分けられます。それぞれについて、解説いたします。

 

ウォーターハンマー

1つ目はウォーターハンマーです。ウォーターハンマーとは、バルブを急速に開閉することにより、配管内を流れる液体の速度や圧力が変化することで、衝撃が発生してしまう現象のことを指します。身近なもので例えるならば、水が流れているホースの口を指でふさいでいる状態が、配管内で発生することにより破裂してしまうといったものです(圧力変動型)。水柱分離型によるウォーターハンマーも存在し、発生の原理は異なりますが、どちらにしてもバルブを急速に開閉することが主な原因なので、急開閉するバルブの使用を避けることにより、対策が可能です。

 

地震

2つ目は地震です。地震による強い衝撃を受け、配管が破裂してしまうことがあります。また、弱い地震であっても、配管の経年劣化が進んでいれば、破裂してしまう可能性があるため、震度が小さい地震であっても安心することはできません。対策としては、耐震性や耐衝撃性に優れた配管への取替えが挙げられます。

 

配管の劣化

3つ目は配管の劣化です。配管は永久的に使用することはできず、使用年数が経過することで、劣化が進んでいきます。寿命については、使用環境に影響されるため、一概には言えないですが、一般的に10〜15年ほどで劣化が進んでいきます。対策としては、使用水量を都度確認し、突然数値が上昇した際は、劣化による破裂を疑い、必要に応じて新規配管への取替を行うことをおすすめいたします。

 

凍結

4つ目は凍結です。これは配管内の液体が凍ることにより、体積が膨張することで発生します。身近なもので例えるならば、水の入ったペットボトルを冷凍庫で凍らせると、パンパンに膨らんだ状態が、配管内に発生することにより、配管が破裂してしまいます。対策としては、配管に保温材や保温ジャケットの取付けることが有効です。

 

当社の配管工事事例

排水ライン改修工事

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工業用水配管 保温部材取付工事

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