MELSEC-AシリーズからQシリーズのリプレイス
施工対象 : | PLC:シーケンサ |
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メーカー : | 三菱電機 |
施工分類 : | リプレイス |
施工納期 : | 1週間 |
業界 : | 飲料 |
修理内容 : | PLCの載せ替え工事 |
Before: 旧型番PLC:MELSEC-Aシリーズで生産を行っており、機器の故障やトラブル時にはメンテ品も無く早期対策が必要
飲料工場の調合ライン内の、制御盤に使用されているPLCの更新のご相談をいただきました。ここで使用しているPLCは三菱電機製のMELSEC-Aシリーズ、製造年もおそらく、20年近く前のモノでした。このPLCで調合ラインのネットワークを構築しており、万が一、PLCにトラブルが発生すると生産ラインが停止となり、その生産停止中の機会損失が大きくなることを危惧されておりました。PLC自体の台数(工場全体で20台以上ある)も多いことや、この生産ラインは稼働状況が長く、ラインが停止する期間が短く、更新作業を行うことが難しくなっていました。それに加えて、I/Oの配線工事だけでも、相当数の時間を要すると予想され、創ネットへの相談となりました。
After: 現行品PLC:MELSEC-Qシリーズに更新するにあたり、リプレイスキットを採用することによりハード更新の期間短縮を実現。
この調合ラインの稼働率から、一度にPLC更新をするのではなく、ネットワークの子局側から定期的に更新を行っていき、数年かけてメイン操作盤の更新を行う計画となりました。メイン操作盤以外に約20台以上のPLCが設置されており、その更新を限られた期間に実施することに。PLCのリプレイス作業を効率的に行う為に、三菱電機エンジニアリグ製の端子台変換ユニットを採用。その結果、大幅に工期短縮することができました(MELSEC-Aシリーズの端子を、Qシリーズにそのまま取り付けることができる変換ジョイントを使用)。この結果、PLCの配線作業の時間を大幅な短縮することができます。 この方法で、子局側からネットワークの更新を行い、最終的には全てのネットワークユニットも新型へ更新を実施しました。調合ラインにある制御盤内のPLCが現行品であるMELSEC-Qシリーズなり、トラブルが起こりにくく、また、万が一のトラブル時にも現行品のため早期に復旧することができる体制となりました。
※ 今回使用したPLC用のリニューアル機器リニューアルツール:
・ 入力点数32点:ERNT-AQTX41 、 出力点数32点:ERNT-AQTY41 等を使用
ERNT-AQTX41 製品URL :http://www.mee.co.jp/sales/fa/meefan/parts/product/ernt-aqtx41/specification.html
ERNT-AQTY41 製品URL :http://www.mee.co.jp/sales/fa/meefan/parts/product/ernt-aqty41/specification.html
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