PLCラダー抜き取り作業

Before:   既存PLC出力接点にトラブルが発生

お客様の現在お使いのオムロン製PLC 型式：C28H-C1DR-DV1（2002年3月にメーカー生産が終了)の出力設定にエラーが発生。この影響による生産ラインの中で自動でリフトアップしていた設備の稼働がストップする事態に。リフトが自動で上がらないため、人にて作業によるリフトアップで対応することとなり、一刻も早く修理対応したいと創ネットに連絡をいただきました。

今回、出力エラーが出ているPLCについてヒアリングをしたところ、PLCデータのバックアップデータがないことが判明。バックアップデータがない状態でPLC本体を更新すると、ゼロからのデータ作成が必要になり、時間と費用が大幅にかかってしまうため、まずはデータの抜き取り作業を実施することになりました。

After:   トラブル発生時の早期に復旧対策、データの抜き取り（データバックアップ）

該当制御盤内に組み付いているPLCをコネクタケーブルでパソコンに接続、データの抜き取り作業をデータの抜き取りを実施。その抜き出したプログラムデータを使い、現状ソフトで確認ができるようにデータ更新。現場で簡単なプログラム改良(出力接点の変更、ラダーの組み換え)も実施いたしました。接点エラーが出ていたPLCの復旧、リフトアップが自動で行われていることを確認。

今回はPLCのデータバックアップを実施しPLC・生産ラインを復旧しましたが、現状のPLCは廃盤機種であり、使用年数も15年以上経過しています。そのため、再びトラブルが発生する前の対策として、最新PLCのご購入と更新工事も創ネットにご依頼いただきました。

福岡県・佐賀県・熊本県のオムロン製に限らず各メーカーのPLCのバックアップ・リプレースは創ネットにお気軽にご依頼ください。海外製PLCのリプレイスにも対応しています。