現地校正サービス

Before:   従来、流量計の校正に輸送・校正のために約4日間の時間を要していた

これまでは流量計の校正に約4日程度の日数がかかっていました（メーカーの工場に流量計を輸送して校正をおこなうため、トータル4日間の日数がかかっていた）。校正期間中の生産ラインが停止するため、構内の複数台ある流量計の校正が生産ラインの稼働率向上のネックとなっていました。インライン型の流量計は、流量計自体の取外しだけでなく、必要に応じて機械装置の取外も必要になり、こららの作業が校正作業のネックであり、生産計画をよりタイトにする原因でした。

一方で、流量計の数値データは、製品の品質保証等に影響を及ぼす重要数値データのため校正作業は必須であり、また、JCSS規格での校正証明書発行など校正品質も重要となります。そのため、本件は生産ラインの稼働確保と流量計の校正（品質保証）の両面という、解決が難しい課題となっていました。

After:   現地校正サービスによる生産ラインの稼働確保

エンドレスハウザー（Endress Hauser）には、、流量計を現地で校正できるサービスがあります。このサービスは校正が行える専門トラックと共にユーザー様の生産工場まで訪問し、そこの専門のトラック内で校正を実施・完了します。生産現場/現地で校正を完了できるため、流量計をメーカーや校正機関に郵送する工数がかからないため、その時間をそのまま生産ラインの稼働にすることができます。（一般的な流量計の引取・郵送と比較して、校正の時間を大幅に削減）。

今回のお客様：飲料工場でも従来は校正のために時間を要していたのですが、今回のサービスにより流量計の取外しから校正・機器の設置までを1日で完了することができました。作業はすべてメーカーの技術者が対応になり、ユーザーのご担当者様は流量計の構成に関する工数は限りなく少なくなります。また、本サービスはメーカーの校正になり、JCSS規格に基づいておりその校正精度も安心です。

多少の校正の費用はかかったとしても生産工場の稼働を確保したいご担当者様は、是非、本サービスをご検討ください。