回答
Qの補足
当社の生産現場にある10年以上前と思われる制御盤のリプレイスを検討しています。こちら相談に乗っていただけますか?
対象の制御盤を製作した装置メーカーが既に廃業しており、その後、改修・メンテナンスをしているエンジニアリング会社も不明。
そのやり取りをしていた当社の社員も既に退職しており、電気制御のことに精通した社員がいないため、これらの問題を解決できないかとの相談でした。
A
はい。弊社では、装置メーカーがすでに廃業しており、図面もない制御盤全体の更新、内部機器だけの更新など、これまでも同様のケースを
多く対応しています。
このようなケースでは、次の
Step① お客様の生産現場に伺い、既設の盤の調査を行います
盤寸法の計測、制御盤、並びに周辺のスケッチ・撮影
PLCがある場合は、データのバックアップ(吸いだし)
Step② 電気図面の再製作
内部機器・モーター容量の確認の上で現在の型式選定、製図
Step③ お客様へ提出、電気図面(見積提出)の承認
弊社が制御盤の現調・スケッチに基づいて起こした、図面の確認の後、承認
Step④ 正式なご発注、制御盤の製作・設置
制御盤全体更新:正式なご注文書を授受後、弊社の協力工場にて制御盤の製作に入ります。
内部機器の更新:タッチパネルやPLC、インバーターなどの制御機器は必要に応じて、
データ読み出し・書き込み、盤のパネルカット調整、アダプタ取付
Step⑤ 装置の動作確認
制御盤の更新、PLCなどの内部機器の更新後、通電した後、
お客様の装置が現状復帰・通常動作をするかを確認して作業終了となります。
基本的は上記の5つのStepに従って、制御盤のリプレイス作業を行います。お客様の現場の状況や台数に合わせて柔軟に対応・工期調整を行う為、
まずは、弊社にご相談ください。