省エネに役立つ、Vベルトの修理・交換の必要性について解説いたします!
Vベルトとは、工場内の送風機などのファンモーターの駆動システムとして用いられる部品です。
ゴムなどの繊維から成り、ベルトの形状がV(台形)をしていることから、その名で呼ばれています。
このVベルトは、消耗部品であるため、使用を続けているうちに摩耗していき、
ひび割れや破断が発生してしまいます。
放っておくと駆動効率が悪化したり、最悪の場合駆動停止してしまいます。
そのため、工場内の省エネや生産効率を上げるためには、定期的にVベルトを交換し、
正常な状態に保つ必要があります。
Vベルトのよくあるトラブル
Vベルトは上述したように、消耗部品であるため、使い続けると摩耗していきます。
摩耗のため、下記のようなトラブルが発生することがよくあります。
駆動効率の低下
Vベルトが摩耗することによるトラブルで悪影響を及ぼすのが、駆動効率の低下です。
Vベルトの摩耗により、ひび割れや欠けなど劣化が起こると、
Vベルトが取り付けられているファンモーターの駆動効率が低下します。
その結果、使用しているダクトや空調機の使用効率が低下し、電気代の高騰などにつながってしまいます。
Vベルトの破断
また、Vベルトが摩耗したまま使用し続けるとVベルトが破断してしまう可能性があります。
Vベルトが破断すると、ファンモータのシステムが駆動不能になるため、
使用しているダクトや空調機が使用できなくなってしまいます。
そうなると、工場全体の生産性や正常な運用に悪影響を及ぼしてしまいます。
モーター主軸のゆがみ
Vベルトの使用で一番気を付けたいのがこちらのトラブルです。
Vベルトが摩耗したまま、無理に使用を続けると、モーターの主軸がゆがんでしまう可能性があります。
そうなってしまうと、Vベルトのみならず、
モーター、最悪の場合は、ダクトや空調機自体の交換が必要になるなど、
問題がとても大きくなってしまうこととなります。
Vベルトメンテナンスの必要性
Vベルトは、消耗品であるため、摩耗は避けられませんが、交換をしないと、
電気代の高騰や、最悪の場合、空調機やダクト自体の交換が必要となってしまいます。
そうならないためにも、定期的なVベルトの交換などメンテナンスが必要です。
Vベルトは使用環境によっても異なりますが、
通常年に1回ほどは交換した方が機器の正常な運転や省エネには有効です。
Vベルトから異音がする場合や、目で見てひび割れなどが認められる場合には、早めに交換するのがよいでしょう。
Vベルトの修理・メンテナンスは当社にお任せください!
栃木 工場工事・修理メンテナンス.comでは、工場内のあらゆる工事案件、修理メンテナンスの対応をしております。
今回ご説明したVベルトの交換についても対応しております。
Vベルトだけでなく、工場内の省エネに関するご相談もお受けいたします。
工場内設備の工場工事、メンテナンスや、
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