ベルトコンベアの修理方法は?トラブルの種類から業者選定のポイントまで解説!
「ベルトコンベアのベルト部分に亀裂が入ってしまった」「ベルトが滑ってしまい商品が落ちてしまう」などのお困りごとはありませんか?
ベルトコンベアの不具合やトラブルは工場内の生産システムの停止につながります。
今回はベルトコンベアの修理方法、トラブルの種類から業者選定のポイントを解説いたします。
1.ベルトコンベアの故障が与える影響
工場内の物流を支えるベルトコンベアが停止すれば前後の工程もすべて止まり、生産計画に大きな遅れが生じます。
また、ベルトの蛇行やスリップによる製品の落下・破損は、不良品の発生や材料ロスに直結します。
こうした生産の停滞はそのまま納期の遅延につながり、取引先との取引に影響する可能性もあります。
さらに、ベルトの破損や異常動作は、作業員の巻き込まれ事故といった重大な労働災害の原因にもなります。
2.ベルトコンベアの主なトラブルと修理方法
1. ベルトの損傷
ベルト自体が物理的に損傷した場合の対処法です。
補修パッチ・テープ
小さな穴や裂け目であれば、専用の補修パッチや強力な補修テープを貼り付けて一時的に対応します。
液体ゴム
表面のひび割れや浅い傷は、補修用の液体ゴムを塗布して埋めることができます。

シームレス接続
ベルトの端部を特殊な形状に加工し、熱や接着剤でつなぎ合わせる方法です。継ぎ目が滑らかに仕上がります。
レーシング接続
ベルトの端に専用の金属製金具を取り付け、ピンを通して連結する方法です。現場での作業性に優れていますが、継ぎ目に段差ができます。
2. ベルトの片寄り
ベルトがコンベアの中央から左右どちらかに寄ってしまう現象です。放置するとベルトの端が損傷したり、脱落したりする原因になります。ベルトが中央から左右どちらかに寄ってしまう現象で、放置するとベルトの端が損傷したり、脱落したりする原因になります。原因は、ベルトの張りが均一でないこと、プーリーやベルトに搬送物や汚れが付着していること、ローラーの回転不良や取り付けが平行・水平でないこと、コンベアフレーム自体の歪み、あるいは荷物の積み方が偏っていることなどが考えられます。
調整方法として、まずプーリーやローラーに付着した汚れを取り除く清掃を行います。次に、コンベアのテール側にあるテンション調整ボルトを、コンベアを低速で運転させながら少しずつ調整し、張りを均一にするのがコツです。蛇行が始まる直前のローラーの角度を微調整することでも改善する場合があります。
3. ベルトの滑り
駆動プーリーが空転し、ベルトがうまく動かない現象です。
原因は、ベルトの張りが緩すぎる、駆動プーリーの表面に巻かれている滑り止めゴム(ラギング)が摩耗している、あるいはプーリーやベルトに水、油、粉などが付着していることが挙げられます。
対策としては、テンション調整ボルトでベルトの張りを強くします。ただし、張りすぎはベアリングやモーターの故障原因になるため注意が必要です。また、摩耗したラギングを張り替えるか、ラギングが施されていない場合は新たに取り付けます。プーリーやベルトの付着物を除去する清掃も重要です。一時的な応急処置として滑り止めスプレーなどを使用する方法もあります。
4. ベルトの交換
ベルトが寿命を迎えた場合や、大きな損傷で修理不能な場合は交換が必要です。
まず、テンション調整ボルトを最大限に緩めます。次に、機種によりますが、ローラーの一部や駆動部を分解・取り外して、古いベルトを引き抜きます。新しいベルトは、裏表や搬送方向に注意して通し、取り外した部品を元に戻したら、テンション調整ボルトを締めてベルトを張ります。最後に電源を入れ、低速で運転させながら、ベルトの張り具合と蛇行の最終調整を行います。
5. 異音・モーター不動
ローラーやベアリングからの異音は、搬送物の付着や内部ベアリングの破損が考えられます。清掃しても改善しない場合は、ローラーごと交換が必要です。
モーター・駆動部の不具合の場合、モーターが動かない際は電源や配線を確認します。駆動チェーンや駆動ベルトが緩んだり切れたりしている場合もあります。モーター本体やギアボックスからの異音や発熱は、内部の劣化が考えられるため、専門業者による点検・修理が必要不可欠です。
3.ベルトコンベア修理の業者選定のポイント
「ベルトコンベアの修理をしたいが、どこに頼めばいいか分からない」という方も多いのではないでしょうか。
ベルトコンベアの修理業者を選ぶ際には、以下のポイントを抑えることが重要です。
① 対応スピード
工場ライン停止は生産性の低下、生産スケジュールの遅延などにつながります。トラブル発生時に、迅速に駆けつけることができる距離にある業者へ依頼することが重要です。
② 技術力と実績
ベルトコンベアは、搬送物や環境によって多種多様です。食品用の樹脂ベルトから、重量物用のゴムベルトまで、様々な種類のベルトやコンベア本体の構造を熟知している必要があります。 特に、現地でのエンドレス加工や、モーター・減速機といった駆動部の修理まで対応できる、高い技術力と豊富な実績があるかを確認することが重要です。
③ 原因究明と提案力
単に壊れた部品を交換するだけでは、根本的な解決にならず、再発する可能性があります。 なぜそのトラブルが起きたのかをしっかりと調査し、「ベルトの材質を変える」「ガイドを追加する」といった、再発防止策や予防保全まで提案してくれる業者を選ぶことが重要です。
④ 対応範囲の広さ
「ベルトの交換はA社、ローラーの交換はB社、モーターの修理はC社」と分けて発注するのは非常に手間がかかります。 ベルト交換だけでなく、プーリー、ローラー、ベアリング、モーター、減速機、さらにはフレームの修理・改造まで、コンベア全体をワンストップで任せられる業者を選ぶことが重要です。
4.栃木工場工事・修理メンテナンス.comが提供する弊社ベルトコンベア修理の特徴
私たち伸和商事が運営する「栃木工場工事・修理メンテナンス.com」は、栃木県内の工場設備の「困った」を解決する、地域密着型のメンテナンス・修理サービスです。ベルトコンベアに関しても、豊富な実績とノウハウで、お客様の安定稼働をサポートします。
① 栃木県内トップクラスの迅速対応
栃木県鹿沼市に拠点を置く弊社は、県内のお客様からのご依頼に迅速に対応できる体制を整えています。緊急のトラブルにも、すぐにご対応いたします。
② ワンストップ対応力
弊社は、ベルトコンベアのベルト修理、ローラーの交換、モーター、減速機の交換・修理等々、コンベアに関わるあらゆる修理・メンテナンスを一貫してご提供可能です。メーカーを問わず対応いたしますので、お気軽にご相談ください。
③ 根本原因の追及と最適な改善提案
私たちは、単なる部品交換に留まらず、現場の状況を詳細に調査し、「なぜ蛇行するのか」「なぜスリップするのか」といった根本原因を徹底的に追及します。 その上で、搬送物や使用環境、ご予算に応じた最適なベルト材質の選定や、予防保全計画のご提案など、お客様のご要望に応じたご提案をいたします。
5.ベルトコンベア修理は栃木工場工事・修理メンテナンス.comにお任せ!
ベルトコンベアの不具合は、工場の生産性に繋がります。「まだ動くから大丈夫」と放置してしまうと、突然のライン停止や、より高額な修理費につながる可能性があります。「最近、ベルトが寄っている気がする」「変な音がする」といった些細な違和感を感じた際は、大きなトラブルになる前に、まずは専門家によるメンテナンスをおすすめします。
栃木工場工事・修理メンテナンス.comを運営する株式会社伸和商事では、工場内の工事修理やメンテナンスなど、幅広く対応いたします。地域に密着し、製造業のお客様の工場にある生産設備・機器の延命化や予防保全を目的とした修理・メンテナンスサービスをご提供いたします。
工場内でお困りのことがございましたら、お気軽に伸和商事までお問い合わせください。




