工場の床塗装工事
施工対象 : | 床 |
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メーカー : | 株式会社サンウェー |
施工分類 : | 床塗装 |
施工納期 : | 3日 |
業界 : | 鉄鋼製品製造 |
修理内容 : | 床塗装工事 |
Before:
こちらの事例は、工場の床塗装工事の事例です。栃木県のとある鉄鋼製品製造業のお客様より簡易クリーンルーム内の床面のはがれ・汚れ等が目立つため、綺麗にしたいとご相談をお受けしたのが施工前の背景になります。クリーンルーム内に粉塵が漂ってしまい、また床も導電性のあるもので、塗装をしてほしいとのご依頼をお受けいたしました。製造業の工場の床は、機械が稼働したり鉄鋼のラック等を置く際に塗装剝がれやひび割れが起きやすいという特徴があります。このような塗装剝がれや欠けが発生してしまうと工場の見た目が悪くなるうえに、地盤が傾いてしまったり、水平を保てなくなるなどの問題が起こってしまいます。
地盤が安定していなかったり、水平でないと機械の精度が悪くなってしまうことや機械故障などのトラブルにつながってしまう可能性も出てきます。そのため、床面の塗装剝がれや欠けが発生した場合は定期的に補修・メンテナンスが必要となります。
After:
工場の床塗装工事を行う際には、塗装剤が使用されます。工場で用いられる主な床材としてはエポキシ樹脂・ウレタン樹脂・アクリル樹脂の三種類があげられます。
エポキシ樹脂は工場の床塗装工事の中で最も一般的に使用されている塗料で、安価な塗料です。ただ、安価といっても耐摩耗性、耐衝撃性、耐薬品性、耐油性など、さまざまな面において優れており、外観も美しく仕上げることのできる塗料です。美観性や衛生面において問題はなく、帯電防止や耐熱効果もあるため、工場に限らず学校や病院など幅広い施設で使用されています。
ウレタン樹脂は、エポキシ樹脂よりも少し価格が高い塗料です。しかし、その分エポキシ樹脂よりも強度に優れており、弾性があるため、ひび割れる可能性が低く、重量物を取り扱う現場でも安心して使用することができる塗料です。重量物を取り扱うような工場では、このウレタン樹脂を推奨しております。
アクリル樹脂は、エポキシ樹脂と比較して5倍もの耐久性があると言われている塗料になります。ただその分価格も高いことが難点であるといえます。
耐久性に優れていることはもちろんのこと、耐摩擦性、耐薬品性、絶縁性にも優れており、美観性においても高く評価されています。
また、1時間程度で硬化するため、施工後すぐに床を使用することが可能であり、工場の稼働スケジュールを止めずにメンテナンスができるというメリットもあります。
今回の事例では床の上塗りを溶剤型エポキシの帯電防止塗料ノンスタテックスで施工しました。
栃木 工場工事・修理メンテナンス.comを運営する株式会社伸和商事では、上記のようにお客様の使用環境に適した塗料を選定させて頂いております。また、選定のみならず施工まで一貫対応することが可能ですので、工場の床の欠けや剥がれについてお困りの方はお気軽にご相談ください。