屋上防水工事

Before:   防水シートの接着部の剥がれで、雨漏り発生

本事例は、栃木県のとある工場にて、雨漏りがしている屋根の防水工事の事例です。

室内に雨漏りがしているとのことで、当社にご相談をいただきました。

下見の結果、既設の防水シートの接着部に多々剥がれがあり、そこから浸水している状態で、雨漏りが発生してしまっておりました、。

剥がれが多かったため、水路の特定が難しく、防水シート一帯を更新することになりました。

After:   計150ｍの防水シートを再接着、防水塗料を塗布

本事例の屋根防水工事の施工は、
既設防水シート剥がし ⇒ 防水シート再接着作業 ⇒ 防水塗料塗布
の順番で行いました。

防水シートをはがす作業は、本来接着が利いているため、剥がすのにカッター入れ等ひと工夫しないと難しいですが、今回は既設防水シートは経年劣化により接着が利いていないため、簡単に剥がすことができました。

既設防水シート撤去後は、アサヒボンド工業㈱製のゴムエースLCを使用し、防水シートの再接着処置を行いました。

最後に、接着剤が乾いた後に防水塗料をローラー塗装にて塗布しました。防水塗料を塗布することで、防水シートを紫外線から守り、経年劣化を防ぎます。

今回は、屋根一帯の防水シートの再接着を行ったため、計150ｍの防水シートを施工致しました。
漏り懸念箇所をすべて補修したため、施工後に雨漏りの報告は受けておりません。