水路の側溝蓋入替工事

Before:   

元々既設の側溝蓋の上にフォークリフトが通っていましたが、長年の使用で側溝蓋が折れ曲がってしまい、通行不能になっておりました。

そこで、既設の業者の保全対応で新規側溝蓋を製作する事を考えましたが、経験のある施工業者に新規側溝蓋の製作設置を依頼したいとのご要望で、当社にご相談がありました。

現調したところ、側溝蓋が完全に折れ曲がって危険だったため、まずは全て撤去し一時的に通行不可にしました。

After:   

新規側溝蓋の製作にあたり、ワークを運んでいるフォークリフトが乗っても折れ曲がらないように、厚み12㎜の鉄板リブを縦型に複数溶接し、補強を施したものを用意しました。

また、側溝内には配管があったため、それらを避ける様にリブに切りかけも施しております。

次に、新規側溝蓋の取り付けですが、新規側溝蓋1枚の重量は約40～50kgほどあるため、リフティングマグネットを使用し、安全面に配慮しつつ、上部から側溝に入れていきました。

最終的には新規側溝蓋を計6枚作成し、設置して施工は完了しました。

 

工事のポイント

ユーザから「新規の側溝蓋は既存の側溝蓋より頑丈にしたい」とのご要望をいただいたため、内側のリブを多めに入れることを提案させていただきました。

ただし、リブを多く入れると側溝内の配管に接触するリスクが増えるため、新規側溝蓋の製作前に現地調査し
接触する恐れのあるリブを予め加工し、取付を行っております。

とはいえ、実際に取付をすると想定より少々ずれることもあり、一部の配管にリブが接触しましたが、それを想定し道具を持ち込み、現場で修正加工を行い1日で施工完了しております。