PLC・シーケンス制御装置
ここでは、PLC・シーケンス制御装置に関する新規開発・導入、故障修理・保守、リプレイスのサービスを説明いたします。
概要・特徴
PLC・シーケンス制御装置とはプログラマブルロジックコントローラの略で、リレーで構成されている回路の置換装置として開発された制御用装置です。
工場にある自動機械制御はもちろん、自動ドアやテーマパークのアトラクションなどの機械の制御に使用されます。
PLCはコンピュータと同じようにプロセッサが使われていますが、PLCのプログラムは電気回路を記号化したものなので通常のコンピュータプログラマが作成することはできません。
対応しているサービス
① 新規開発・導入
② 故障修理・保守
③ リプレイス
◇新規開発・導入について
PLC・シーケンサーの制御盤や配電盤などハードの設計・製作にも対応しています。設計・製作から、現場での配線工事や試運転・調整まで担当者が責任を持って行い、導入までしっかりサポートさせていただきます。
◇故障修理・保守について
PLC・シーケンサーの修理・保守にも対応しております。既設の各種のメーカーに問わず対応いたします。また、各種センサーやカメラなどの付帯機器の修理や手配、そして取り付け工事にも一貫対応しております。
◇リプレイスについて
古くなった設備のPLC・シーケンサーのリプレイスの際は、機種に応じて、機能や性能、互換性などを考慮し適切な機器を選定し、対応させていただきます。お客様のニーズに合わせて最適な機器を選定、ご提案させていただきますので、お気軽にご相談ください。
対応しているメーカー
三菱電機・キーエンス・オムロン・富士電機・日立産機・ジェイテクト・・・などのメーカーのPLCに対応可能です。
導入事例
導入事例① :設備のデータ収集・結果表示装置
使用PLC :Keyence製KV-8000
電線ケーブル制作装置に各種計測機器を取り付け、それぞれの計測データをPLCにて収集。また、その任意のデータを演算・算出し、タッチパネルに順次表示しております。
各データ取込間隔は10msec程度と高速で取込みが可能で、計測データをそれぞれ1000個バッファ出来る能力を合わせて有しています。
導入事例② :ロボットハンドリングによるサーボアンプ梱包装置開発
使用PLC :Omron製NJ301-1200
上流装置より自動搬送されたサーボアンプの型式やシリアルナンバーなどを自読み取り・データ格納するPLCです。
ロボットハンドリングにより、袋詰めなどを行い最終的に梱包まで行う装置です。箱に印字した内容と最初に取り込んだデータの照合を実施し問題無ければ搬送ゲージにパレタイズする装置を開発した事例です。
導入事例③ :設備のデータ収集・結果表示装置
使用PLC :Keyence製KV-8000
工場敷地に点在する各制御盤からの警報やアナログデータをAnyWireシステムを使用して、最大2Km離れた場所の情報を集中監視するシステムです。
異常発生時には、タッチパネル上に異常箇所と内容を表示すると同時に各担当者の所持する携帯端末に情報内容を一斉通知するシステムを構築した事例になります。