施工対象 : | 工場窓 |
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メーカー : | |
施工分類 : | 設備設置工事 |
施工納期 : | 1日 |
業界 : | 化学工場 |
修理内容 : | ステンレス金網の設置 |
Before: 「ショートサーキット」の発生により、工場内に暑さがこもってしまった。
栃木県内に化学工場を保有するお客様より「環境改善」の一環として「工場内換気」に関する相談をお受けしました。
当お客様工場では、工場建屋にてルーフファンを設置し、内気を排気しているのですが、夏場になると空気が抜けきれずに暑さが工場内にこもってしまい、作業員が暑さにより苦慮しているとのことでした。
今回はその暑さがこもってしまうエリアを改善したいとのご相談でした。この空気が停滞する現象は「ショートサーキット」と呼ばれ、空調設備が自ら吹きだした風を即時に吸い込んでしまう状態を指します。即時に風を吸い込んでしまうと調節した空気が空間に行き渡らずその結果空調が効果を発揮しません。
当初は当社にてこの「ショートサーキット」を改善するために、①防爆型有圧換気扇と②強制給気装置の導入をご提案させて頂きましたが、お客様の予算と価格が合わず、別の方法にて問題解決を図れないか検討致しました。
After: 既存のルーフファンに加え、窓を開放することで暑さ対策を実施。
上記の「ショートサーキット」による暑さ対策として、価格を抑えたうえでの対策を検討しました。その結果、 既存のルーフファンでの排気の状態に加えて、「窓を開ける」ことになりました。
お客様にて「窓を開ける」という暑さ対策を実施致しましたが、問題が発生したため再度ご相談を頂きました。
その際の問題の発生から解決までの手順として下記になります。
①約850Wx2000Hの窓10か所を開放②虫の侵入問題が発生したため網戸を設置しました。③さらに、劣化防止のため「ステンレス製網戸」にしたいとのご相談を受けましたが、窓の区画にあった標準品がなく落下防止のため、当社製作のオーダーメイドの金網を製作し壁に固定いたしました。当社製作金網はステンレスチャンネル材のフレームを貼り付け納品させて頂きました。