排気ブロアの新規設置工事

Before:   機械場の切削等の油煙環境

自動車の軸受け部品の製造ラインの作業環境改善について、ご相談をいただきました。

ご相談いただいた際には、自動車部品の製造ラインのため、工作機械の切削のための潤滑油が作業現場に飛散している状況でした。この飛散した油煙が工場内にたまる為、中型・小型ブロアによって油煙を換気を行うことをお客様が検討されていました。というもの、これまでは建屋内の主な換気設備はなく、その改善をこの度行うという内容の工事です。

2棟の建屋に、昭和電機製のブロア：5.5KwのKSB-H55-M112、2.2KwのKSB-h22-HT-r312を中心に選定をいたしました。

After:   昭和電機のブロアを新設設置

大久保産業が普段よく選定使用する昭和電機と協力し、まずは工場内の換気に必要なブロアの型式と台数を行いました。実際の徳島県内にある工場の現場をメーカーと訪問しレイアウトを確認の上で、1つの建屋に平均5・6台を設置。この設置についても、場所によっては壁に設置、また場所によっては大型タイプを床置きで設置するなど、多くのブロアを設置する工事代や工期を計算の上で選定しています。

2棟の10台以上のブロアの設置工事を2日間の納期で無事に完了することができました。また、長期間使用することを踏まえて、このブロアの排気は油煙が目的になり、油煙以外のゴミ等をブロアの吸い込み口にフィルタ（金網）を設置する工夫も行っています。これにより、ブロアの能力が落ちることなく長く使用することが可能です。