老朽化した配管の更新工事

Before:   配管の継ぎ目から水漏れが発生

工場の消火設備の配管の継ぎ目から水漏れが発生し、大久保産業にその対策のためにお声をかけていただきました。

現地調査を実施し、水漏れが発生している配管を確認。

すると、この配管を補修・交換をするためには、

地中に埋設されている部分からの掘り起こしが必要であることが判明しました。

 

配管の状況を詳細に確認するためには、建設機械が必要になりましたため

大久保産業の協力会社様に連絡し、翌日にはユンボを手配し、直ぐに掘り起こしを実施。

地中を掘ってみると水漏れの配管部分を交換するためには、

地中に埋まっている配管・フランジ部分ごと交換する必要がありました。

 

改めて配管のレイアウトや配管径を確認。

既存の配管が少し変わったレイアウトになっていたため、大久保産業が効率的な新たなレイアウト配管を提案いたしました。

After:   配管の調達から設置工事で、配管補修・修理を実施

今回の配管はφ200であり、配管や継手などの調達に約1週間の納期がありました。

それまでの間に旧配管の撤去をおこないました。

今回の工事で最も工数がかかった点が、配管下に設置されコンクリートの斫り作業でした。

斫り後、到着した配管と部材を最短ルートのレイアウトで接続しました。

今回の工事は、消化用配管ということで1日でも早くの工事完了をお客様は望まれていました。

そのため、工事期間中の天候が悪く強い雨が降り、掘り起こした場所に水が溜まるといった事態が起きましたが、

ポンプを使って水抜きしながら工事を進め、工期を出来る限り短くしました。