送風機の高所への新設工事

Before:   建屋に熱だまりの発生

天井の高さが5m以上ある建屋の高所に、熱気を逃がすための送風機を設置した事例です。お客様様から機械場（工作機械で金属を切削、切削油が飛散している現場）の暑さ対策として、送風機を設置したいと大久保産業に相談をいただきました。

※　過去に、大久保産業が建屋内の熱だまり解消のために、送風機を設置することにより、気流を発生させる提案を実施。その効果がお客様からご好評いただき、今回のご相談に

非常に天井の高さがある建屋ですが、夏場になると建屋内の高所に熱気がたまり、構内全体の温度が上がることが問題となっていました。工場にはもともと建屋内の熱気を逃がす換気用の送風機が設置されていましたが、その送風機が建屋内全体の熱気を運ぶことができていませんでした。そこで、高所に熱気が外部に流れるような気流をつくる送風機を複数台設置する提案をいたしました。

After:   熱気を逃がす気流を送風機で発生させ、作業環境の改善

建屋内に送風機を複数台設置したことにより、風の流れ（気流）が発生。それにより、作業者の方が感じる暑さが軽減されることにつながりました。設置前は、壁に設置されてる送風機まで、熱気が運ばれなかった問題も、今回の送風機によって解決しました。今回選定したファンはスイデン製：SJF-506A ジェットスイファンになり、大容量の風を送る軸流ファンです。

今回の設置工事のポイントは、送風機の向きの調整でした。建屋内には障害物が多くあり、外まで熱気を効率よく運ぶ送風機の向きを調整することが、高所ということもあり非常に大変でした。送風されているかの確認を、それ専用のビニールによって確かめる作業が続きました。大久保産業ではただ単に設置するだけでなく、産業用機器がお客様の問題を解決しているかの確認まで責任をもって対応します。