チラー排気ダクト移設工事

Before:   暑さ対策のためチラー排気ダクトの移設のご相談

徳島県のとある製造工場にて夏場の工場が暑いため暑さ対策を実施したいとのご相談をお受けしました。 そこで、工場を現地調査したところチラー排気ダクトが適切な稼働をしていなかったため、その移設工事を実施することとなりました。 チラーとは、冷却水循環装置ともいわれ冷却水を機器の内部で循環させることで機器などの温度を一定に保つための装置です。 排気ダクトが適切に稼働しないと、冷却された空気が行き渡らないため機器が冷却されないといったトラブルが起きてしまいます。

After:   足場の組み立てから施工を実施その結果、室内温度を－3度を実現！

今回の施工では、まずはじめに足場設置工事を実施しました。その後ダクト移設の際に邪魔になる水配管とエアー配管のルートを変換する工事を実施しました。 ここで、クーリングタワーからの水を大量に抜く際には機械に水がかからないように気をつけて作業を行っております。 ちなみに、クーリングタワとは冷却水を冷却するために利用され、冷却水は使用されると温度が上昇し、 その冷却水は、冷却塔内で送風機により強制的に送った外気と接触し、温度が低下し再度冷凍機に送られます。 クーリングタワーは、このように冷却水を効率よく循環利用するための装置です。 チラー排気ダクト移設工事の最終工程である屋根を切断し屋根上にダクト移設 そして水が溜まらないように折板屋根の谷部分をカバーをします。 今回は、チラーダクトの移設工事を行いました。 製品としては、徳島県の空調メーカーの空調設備を導入させて頂きました。

今回の施工により室内温度測定で3度下がったとのお喜びの声も頂くことができました。