ここでは、安全標識・看板に関する施工サービスの説明をしております。
安全標識とは?
安全標識の必要性
職場・作業現場には、人間が一目では認識できない危険が多く潜んでいます。それらの危険を端的に「見える化」できるのが、色や形で瞬時に危険を伝えられる安全標識です。最近では日本にいる外国人も増え、言葉を用いなくても危険を伝えられる手段として、安全標識の重要性がますます高まっています。
安全標識の種類
それでは、各安全標識の意味や形が何を表現するかを見ていきます。安全標識は、下記の5つの種類があります。
【①禁止標識】
主に生命に関わる危険が潜む場合に使用します。赤線の丸と斜線で禁止を表し、ピクトサイン(黒色で描かれた図形)で禁止行為を表します。
【②注意警告標識】
主に怪我や事故が起こる危険がある場合に使用します。黄色の背景と黒線の三角形で注意を促し、黒のピクトサインで起こり得る危険を表現します。
【③指示標識】
主に安全の確保のために取る行為を表現します。青色の円形で指示を促し、白のピクトサインで行動を表現します。
【④安全状態標識】
避難場所や非常口など、安全な場所や経路を表現します。緑色の四角形で安全を、白抜きのピクトサインで安全のための設備を表現します。
【⑤防火標識】
火災被害を防止のための行動を表現します。赤色の四角形で火災対応を、白抜きのピクトサインで取る行動を表現します。
安全標識のデザイン
①安全色
➁図記号
③文字
安全標識のデザインは、出来るだけ多くの人が認識できるような「色、図記号、文字」が用いられています。
【①安全色】
安全標識は、瞬時に危険や安全に関する情報を伝えることが求められており、「色」は瞬時に情報を認識させるのに重要な役割を持ちます。人間は、安全標識を見た際に「色」で危険であることを認識し、次に図記号ですべき行為を認識します。安全色に用いる色は、JIS規格で規定されており、多様な色覚を持つ人々でも認識が可能であるユニバーサルデザインカラーが選定されています。
例えば、赤色を見て「禁止(立ち入り禁止、自動車進入禁止など)」を連想し、タバコの図記号を見てタバコ禁止、つまり禁煙と認識する、といったことが挙げられます。安全色に用いる色は、JISによって定められており、多様な色覚を持つ人々でも認識が可能であるユニバーサルデザインカラーが選定されています。更なる安全性強化の為に、改正されたJIS Z 9103では、より多様な色覚を持つ人々が認識しやすい色に調整されています。
【➁図記号】
情報伝達の際に、色と同じくらい有効なのが図記号です。街中でよく見かけるお手洗いの場所を示すマークや、建物の中で見かける消火器マークが該当します。図記号を見れば、次に行う行動や、その場所に何があるかが一目で分かるため、非常に便利なものです。
【③文字】
上記のように、色や形だけで伝わりにくい場合は、文字を用いて表現する場合もあります。文字で表現する際は、文字のサイズ、文字数、読みやすいフォントを用いるよう、注意が必要です。
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安全標識とは、主に工場や建設作業場で見かける安全確保のためのサインのことを指します。特定の色や形を用いて、禁止・注意・防火といった意味を表現しているのが特徴です。
安全標識は、用いる色や形がJIS規格という統一規格で定められています(JIS Z 9101)。この統一規格は、色や形のバラつきを防ぐことで、緊急時の対応を迅速に行えるようにするという目的で設定されています。
また、最近では、工事現場や建設作業場という作業現場だけでなく、事務作業を行うオフィスや一般家庭にも用いられるようになりました。