【BCP対策】非常用発電機の重要性とは?最適な選び方と更新・設置工事のポイント

近年、予測不能な自然災害や大規模な事故が多発しており、企業活動の継続がこれまで以上に困難になっています。もし、事業の生命線である「電力」が突然途絶えてしまったら、貴社の事業はそのまま停止してしまわないでしょうか?
緊急事態に備え、人命や資産を守り、事業を継続・早期復旧させるための計画をBCP(事業継続計画)と呼びます。
今回は、このBCP対策において中核を担う「非常用発電機」の重要性や選定ポイント、そして見落とされがちな「確実な設置・入れ替え工事」の重要性について詳しく解説します。

なぜBCPに非常用発電機が不可欠なのか?

突然の長期間停電に見舞われた場合、企業は以下のような深刻なリスクに直面します。非常用発電機は、これらのリスクを回避し、人命保護と損害の最小化を図るための「命を守るインフラ」として機能します。

安全性の危機
照明が停止することによる避難時の転倒・衝突事故や、消火設備が作動しないことによる火災対応の遅れなど、従業員や顧客の命に関わる危険が生じます。

業務継続の困難
空調やPC、サーバーの停止による事務作業の中断はもちろん、工場においては生産ラインの急停止による製品不良や設備の破損など、甚大な経済的損失に直面します。

生命・ライフラインへの影響
病院や介護施設での医療機器の停止、食品工場や倉庫における定温室の機能停止による物品腐敗、さらに給水ポンプの停止による断水やエレベーターの閉じ込めなど、社会インフラとしての機能が失われます。

既存設備の老朽化に注意!非常用発電機に関するよくあるお悩み

BCP対策としてすでに自家用発電設備を設置している企業様や、これから導入・更新を検討する企業様からは、以下のようなお悩みをよく伺います。

  • 「設置から何十年も経っており、いざという時に本当に動くか不安…」
  • 「古い非常用発電機の撤去や搬出にかかる費用・工数が読めない…」
  • 「自社の施設に最適な発電機の選び方や、必要な容量がわからない…」
  • 「長期間の停電を想定した場合、どれくらいの時間稼働できるの?」

特に注意すべきは「既存設備の老朽化」です。非常用発電機は「設置して終わり」ではありません。設置から長期間経過している機器は、部品の劣化により災害時に正常稼働しないリスクが高まります。真のBCP対策を実現するためには、適切なタイミングでの「更新(入れ替え)」が強く推奨されます。

BCPを成功させる!自社に最適な非常用発電機を選ぶ「6つのポイント」

BCP対策として非常用発電機を導入・更新する際は、以下の6つのポイントを総合的に検討し、自社の要件に合った機器を選定しましょう。

  1. 出力容量(kW/kVA)
    停電時に優先して稼働させたい機器(照明、サーバー、ポンプ、生産設備など)の総電力を正確に把握し、余裕を持った容量を選定します。
  2. 設置環境
    設置場所の高度、塩害の有無、積雪量、周囲の温度などを考慮します。寒冷地であればヒーター内蔵の仕様を選ぶなどの対策が必要です。
  3. 設置階数・場所の制約
    屋内か屋外か、地上か屋上(あるいは地下)かによって、適した機種が変わります。また、後述する「搬入ルートの確保」も重要な確認事項です。
  4. 連続運転時間
    内閣府のガイドラインでは、災害発生からライフラインの復旧まで「最低3日間(72時間)」の備えが推奨されています。想定される停電期間に基づき、必要な燃料タンクの容量と連続運転可能時間を設定します。
  5. 騒音レベル
    市街地や住宅街、病院の近くなどに設置する場合は、近隣への影響を考慮し、標準型だけでなく「低騒音型」や「超低騒音型」のパッケージ発電機から選定します。
  6. 対象負荷の電圧
    稼働させる機器の電圧要件(100V、200V、400V、あるいは高圧)に合致する仕様を選ぶ必要があります。

災害に耐えるBCP対策は「基礎工事・据付」がカギを握る

非常用発電機の更新・導入において、機器のスペック選びと同じくらい重要なのが「確実な設置工事」です。いくら高性能な発電機を導入しても、地震などの強大な揺れで転倒したり、振動で配管が破損してしまっては全く意味がありません。

  • 強固な基礎工事とアンカーボルト施工
    重量物である非常用発電機を支え、地震の揺れに耐えうる頑丈なコンクリート基礎づくりと、確実なアンカーボルトによる固定が不可欠です。
  • 適切な防振対策
    エンジン稼働時の激しい振動を抑え、機器自体への負荷や建物への悪影響を防ぐための「防振架台」の設置など、専門的な防振対策が求められます。
  • 重量物の安全な解体・搬出入
    旧型発電機の安全な解体・撤去、そして屋上や地下、狭小地などの難所への新設機器の搬入には、クレーン等の重機を操る高度な技術と豊富な現場経験が必要です。

機器の選定から、安全確実な入れ替え・据付工事までをトータルで安心して任せられる専門業者を選ぶことが、災害に強いBCP構築の第一歩となります。

徳島県での非常用発電機の更新・工事なら「徳島工場修理メンテナンス」へ

当サイトを運営する大久保産業では、非常用発電機の更新に伴うハード面の工事に確かな実績と強みを持っています。

  • 旧型発電機の解体・搬出・付帯設備の撤去
  • 新設発電機の安全な搬入・据付工事
  • 災害に耐えうる強固な基礎工事・補修
  • 稼働時のトラブルを防ぐ防振対策

「古い自家発電設備を撤去して新しいものに入れ替えたい」「屋上にあるキュービクルとセットで重量物の搬出入をお願いしたい」など、クレーン作業や基礎工事が伴う難易度の高い工事も、弊社にお任せください。徳島エリア密着で、現場の状況に合わせた迅速かつ安全な施工をお約束いたします。
BCP対策を見据えた非常用発電機の更新や、物理的な撤去・据付工事でお悩みの企業様は、まずはお気軽に徳島工場修理メンテナンスまでご相談ください。

■よくある「お役立ち情報」一覧