タイミングベルト | 北関東工場修理・メンテナンス.com

ここでは、タイミングベルトに関する施工サービスの説明をしております。

概要・特徴

タイミングベルトとは、カムベルトとも言い、エンジンの点火やバルブの開閉などのタイミングに関わるエンジン部品です。クランクシャフトとカムシャフトの回転周期を一致させる役割を持ちます。高温にさらされるエンジン部で使用される部品のため、高い耐熱性と耐久性が求められます。タイミングベルトが損傷した場合、エンジンに甚大なダメージを与え、エンジン故障の原因となりえます。そのため、定期的な交換のほか、メンテナンスも必要になります。

注意すべきトラブルとその前兆

①　ベルトの摩耗

②　亀裂の発生　

③　ゴム層に達する歯元クラックの発生

タイミングベルトは異音が発生したり、動作が極端に悪くなるといったような故障の前兆はありません。しかし、破損したときの被害は大きく、エンジンへの被害は免れません。したがって、タイミングベルトが破損していないか、定期的に点検する必要があります。

トラブルが与える影響

①　クランクシャフトとカムシャフトの回転の不一致

②　エンジンストップ

③　エンジン故障

タイミングベルトはクランクシャフトとカムシャフトをプーリーで繋ぐことによって、エンジンが稼働するような働きをします。
そのため、タイミングベルトが損傷すると、バルブの開閉が行われず、エンジンの燃焼がストップしたりするなどの事態が起こります。
また、ピストンなどの部品が干渉しあい、破損することもあり得ます。場合によってはエンジンの交換に至るケースもあります。

よくあるトラブルの対処法

①　タイミングベルトの周期的な点検

②　タイミングベルトの交換

③　定期的なメンテナンス

どの部品にも言えることですが、タイミングベルトは使用により摩耗していきます。また、その前兆も捉えずらいため、定期的な点検とメンテナンス、長く使用したタイミングベルトの交換などが主な対処法になります。
タイミングベルトが外から見ても見えないところにあるタイプの機械もあるため、手間はかかるかもしれませんがこまめに状態を確認し、損耗が激しいようならすぐに交換することが大切です。