ここでは、ベアリングに関する施工サービスの説明をしております。


概要・特徴

ベアリングとは、日本語では軸受と呼ばれることが多いですが、滑り軸受と転がり軸受のうち、転がり軸受を一般的にベアリングと言います。ベアリングは、機械の中で回転する軸を支持し、荷重を受ける部品で、主に摩擦を少なくして回転を滑らかにすることと、回転部品の故障を防ぐことが使用目的になります。ベアリングは外うちつの軌道輪、転動体、保持器によって構成され、転動体には使用用途によって玉(ボール)やころ(ローラー)が使い分けられます。

注意すべきトラブルとその前兆

① 異音の発生

② 異常な振動

③ 高温の発生

ベアリングにおける注意すべきトラブルやその前兆は、主に異音、振動、高温の3つに分類することができます。ベアリングから騒音が発生している場合は、ベアリング自体の破損や過負荷、取付け不良などが考えられます。また異常な振動が発生している場合は先ほどの3つに加えて、異物の混入や潤滑剤(グリース)の影響も考えられます。さらに高温が発生している場合は、潤滑剤の量が適正でない、または摩擦低減が上手く行えていないためにエネルギー消費量が増加していることが考えられます。


トラブルが与える影響

① ベアリングの摩耗・破損

② 機械装置の停止

③ 火災の発生

上記のような前兆が見られるまま使用すると、機械や装置に様々な影響を及ぼします。まず異音が発生しているままベアリングを使用することは、ベアリングの摩耗をさらに加速させ、破損に直結します。また異常振動によって回転が不安定なまま機械や装置を使用すると、軸の破損によって機械や装置全体が停止してしまう恐れがあります。さらに、ベアリングに異常があるのにも関わらず機械や装置がそのまま動き続けた場合は、最悪のケースとして火災の発生の可能性があります。


よくあるトラブルの対処法

① ベアリングの点検・交換

② ベアリングへの荷重の再確認

③ グリースの点検

これらのトラブルの発生原因は、主に定期的な点検・交換作業によって解決されます。まず、ベアリング自体の摩耗や点検を確認し、フレーキングやかじりなどの損傷が見られる場合はベアリングの交換が必要になります。また、ベアリングに過負荷がかかっているために摩耗や破損が発生している可能性もあるため、ベアリングにかかっている負荷を再確認する必要があります。また、グリースの量が多すぎたり少なすぎたりする場合もあるので、グリースの量や種類を再確認する必要があります。


ユーティリティ設備

  • コンプレッサ
  • 天井クレーン
  • 熱交換器
  • 配管設備
  • クーリングタワー
  • 配管の保温工事
  • トイレ改装工事
  • 扉パッキン交換工事

駆動・マテハン系設備

  • モーター
  • ポンプ
  • ブロア
  • 減速機
  • ベアリング
  • ローラーコンベア
  • 集塵機
  • ベルト
  • 油圧機器
  • ベルトコンベア

電気・制御設備

  • 制御盤
  • PLC
  • UPS(無停電電源装置)

生産機械・装置

  • 工作機械
  • ナットランナー

その他

  • 階段
  • 測定器の校正
  • 床塗
  • 喫煙所の設置工事
  • 空調機器
  • シャッター
  • 刃物・工具の再研磨
  • シート・シャッター
  • 溶接ヒュームに関し…