施工対象 : | コンプレッサ |
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メーカー : | 三井精機工業 |
施工分類 : | リプレイス |
施工納期 : | 1日 |
業界 : | 建材 |
修理内容 : | 旧型のコンプレッサを新型への更新工事 |
Before: 夏場にオーバーヒートの症状に・・・・
約15年前に納入された三井精機工業製のコンプレッサの更新工事のご相談です。
通常運転が行えていた当該コンプレッサですが、夏場外気温度30度以上になると、コンプレッサが格納されてる部屋内が高温になり、時にオーバーヒートを起こすようになりました。この工場では建材工場になり、コンプレッサからのエアーによって木片のブローや、製品の吸着などに使用しています。コンプレッサからのエアー供給が不安定になると、工場内の作業環境の悪化や生産ラインの安定稼働に少なからず支障がでていました。
ちなみに、今回のご依頼では構内に5台のコンプレッサが配置されており、大久保産業では5台中4台の更新のご依頼をいただきました。この5台のコンプレッサはそれぞれ、コンプレッサ室に配置されており、排熱がダクトを通じて室外に排気されています。旧機種から新機種(後継機種)であるもののコンプレッサ本体の排気口の位置等が変わっているため、排気ダクトのレイアウト変更も大久保産業で行いました。
After: 4台の更新工事を順に最新機種のコンプレッサへ更新
15年前のコンプレッサを、最新機種であるインバーター式のコンプレッサ:ZV37AX-R(油潤滑式)へ更新。
4台のコンプレッサを順番に更新。コンプレッサを大久保産業で手配し、トラックとリフトを使って構内のコンプレッサ室へ搬送。コンプレッサ室は騒音の観点から囲われたおり、出入り口が小さく設置場所までの搬送が非常に大変な作業でした。本体サイズが 幅:1750㎜ ×奥行:750 × 高さmm:1550㎜、本体重量が830Kgあり、リフトとガイドを駆使して何とか設置。旧機種と新機種と入れ替えて、同一サイズでありながら使用電力量が大幅に削減でき、性能も格段に向上。また、新型機種は騒音値が58dBで静穏型になっています。
コンプレッサは工場内における使用電力量が最も大きな製品の一つになり、古いコンプレッサの更新を行うだけでも構内のエネルギー使用量が削減することが可能です。コンプレッサのリプレイス(手配から設置、また付帯設備の調整)は大久保産業まで、お声がけください。
今回のお声がけも、以前に大久保産業による工場機器の省エネ診断を以前に実施したことがキッカケです。大久保産業の省エネ診断は機器に電流や電圧を測定する測定器を設置する診断になります。