施工対象 : | 消火用ポンプ |
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メーカー : | |
施工分類 : | 移設・配管工事 |
施工納期 : | 2日 |
業界 : | 全般 |
修理内容 : | 消火用ポンプの移設 |
Before: 給水設備の移設に伴い、消火用ポンプの移設
徳島県の工場に設置されている消火用ポンプの移設工事になります。
今回消火用ポンプの移設のご依頼になった背景として、お客様が給水設備の新設に伴い既設設備の解体があったため、合わせて給水ポンプも移設することになりました。
既設の給水設備が地下にあり、新しいポンプ小屋に移設するにあたり、その工事を大久保産業にご依頼いただきました。
消火ポンプの特性上、移設工事を行う場合でも万が一の状況であっても対応できるようにするために、まずは予備ポンプを既設配管につなぐことから始まりました。
この予備ポンプによる消火機能を確保しながら、新規給水設備から消火ポンプの配管を通した後、この予備ポンプの配管ラインを撤去する段取りで施工を進めました。
この消化用ポンプの移設を行うためには、地下にある既設給水設備からの配管の撤去、新設給水設備の建屋への配管つぎこみが必要になります。
古い配管は地中で埋設されており、配管ルートの確認を行うためにユンボで掘り起こしを行いました。不要な配管は撤去し、移設する消火用ポンプに新たに配管を通す工事になります。
After:
新規に設置された給水設備近くに消火ポンプを移設。
この消火ポンプは地下に設置されていたため、足場を設置や、チェインブロックで消火ポンプを吊り上げる仮設作業場を設置することで、地上へ運び出しました。
そこから台車で目的の場所へ搬送し、既定の場所の基礎を固めた後、消火ポンプを設置した上で制御盤や電気配線工事を行いました。
この消化ポンプに配管を通して、新規の消火ポンプラインが確保できました。この結果、予備ポンプとつながっている古い配管を撤去し、予備ポンプにも新たな配管を通して、工事完了です。
今回の工事のポイントとしては、地中に埋設されている配管の接合が必要だった点が、建設機械の使用の必要性や配管ルートの確認など、お客様だけで実施することが難しくなっておりましたところを弊社で実施した点です。
配管の接続部分がお客様が通行場所に近かったため、交通整理を含むお客様の安全を確保した上でおこなった工事になります。