施工対象 : | 制御盤改造 |
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メーカー : | 三菱電機 |
施工分類 : | 制御機器の更新 |
施工納期 : | 2週間 |
業界 : | 食品 |
修理内容 : | シーケンサのリプレイス |
Before: 三菱電機製 シーケンサ:MELSEC-Aシリーズへのリプレイス
食品工場の原料の供給を制御盤内のシーケンサの更新工事です。製造品目の変更に伴い原料タンクから生産ラインへの供給される原材料の種類から供給量も変更になり、その制御回路も変更する必要がありました。現在の制御盤内には三菱電機製のシーケンサ:MELSEC-Aシリーズが設置されていました。このMELSEC-Aシリーズは、三菱電機の旧タイプのシーケンサになるため、シーケンサ自体は正常可動をしている状態でした、今後の予防保全の観点から制御機器自体をリニューアルすることに。シーケンサを最新機種にすることで、よりラインの安定稼働を実現する狙いもありました。
After: 三菱電機製 シーケンサ:MELSEC-Qシリーズへのリプレイス
今回はシーケンサの更新:MELSEC-AシリーズからQシリーズへの更新と、制御回路の更新がメインになるため、リプレイス工事自体のコストを抑えるために、制御盤筐体はそのままで実施。そのため配線ダクトやその他の制御機器の位置は極力動かすことなく、リニューアルをおこないました。ただ、盤内部で古くなっている制御機器の一部である、バッチカウンター等の更新を実施しています。
シーケンスが新機種のMELSEC-Qシリーズへに更新したことで、入出出力信号の伝達スピードの向上し、よる高精度な原料供給が可能となっています。盤の電気回路図も更新し、食品工場の生産ラインの安定稼働と原材料の無駄が少ない生産を実現しました。