油圧切断機の制御盤更新工事｜九州工場工事・メンテナンス.com

施工対象　：	制御盤
メーカー　：
施工分類　：	設計製作・撤去設置
施工納期　：	約1ヵ月
業界　　　：	製鉄
修理内容　：	制御盤の更新

Before: 盤内機器の老朽化。交換部品の廃盤。動作不具合、接触不良による設備停止が起こり復旧に時間がかかる。

油圧ユニットを制御する盤の老朽化による更新。昭和４０年代に設備を導入して以来、ＰＬＣは更新していたが、他の機器は初期の機器を継続して使用していた。コイルより唸りが出てきたり、電源が突然落ちたりと不具合による設備停止発生頻度が高くなって来ていた。また、電気図面に記載してある使用機器は廃盤となり交換するにも型式を選定する事から始める等稼働率が悪くなる原因となっていた。集合表示灯も玉切れしている所もあり異常時に何処の異常なのか解らず復旧に時間がかっていた。

After: 制御盤新規製作により安定した操業が可能。タッチパネルを導入して異常表示、動作状態表示にて設備の見える化。

現地調査を行い、ユーザ様との数回による打合せ、現場オペレーターと使い勝手のヒヤリングを行い設計、製作、中間立会いを実施。盤内機器の部分リプレイスを行うよりも盤を一式更新することにより、この設備をメンテナンスするトータルの時間や急なトラブル発生によるリスクが低減出来ました。新規導入時の様に安心して使用できる設備へと生まれ変わりました。また、サムロータリースイッチやタイマー、カウンター等設定値を入力する機器が多数ついていましたが、全てタッチパネルへ入れてすっきりとなり、使用機器を減らす事にも貢献。予備品も少なくて済む様になりました。盤更新後はサーモカメラにて端子、機器の温度を計測し結線不備が無いかの確認を行いました。これで安心して設備を運用できます。