施工対象 : | 遮熱工事 |
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メーカー : | |
施工分類 : | 遮熱シートの設置工事 |
施工納期 : | 5日 |
業界 : | 飲料 |
修理内容 : | 建屋内の熱対策を目的とした、天井・窓への遮熱シートの設置 |
Before: 夏場の太陽光からの熱で暑くなる建屋内を、遮熱シートで温度改善を検討
過去に、建屋内の一部をパーテンションで区切り、遮熱シートを設置し、エアコンの熱を逃がすことなく効率的で快適な環境整備を創ネットがお手伝しました。その実績もあり、今回もお客様から、残りの建屋部分の熱対策のご相談をいただきました。 創ネットの担当が現場に伺うと、直射日光によって建屋内(建屋自体)、特に天井付近が40度を越える状態になっていました。そこで、建屋内を環境にするために、前回と同様の熱を反射する遮熱シートをご提案。設置場所は天井面と窓になります。遮熱シートを設置する天井・窓の面積をレーザー距離測定器で測定し、簡単なエクセルで見取り図を作成。見取り図作成や面積測定をする際は、重なりロスを加味することが必要です。それらの情報をメーカーに提供し、遮熱シートと工事会社様を創ネットで手配することで、お客様に作業・打合せ等のご負担をほぼほぼかけることなく、お見積り・提案書を提出いたしました。
創ネットは、遮熱シートの施工実績が豊富にあるため、メーカー・高所作業での工事会社様とのやり取りもなれておりますので、現地調査から見積・提案までスムーズに行うことができました。
After: 5日間で天井・窓へ456㎡もの面積に遮熱シートの施工を実施し、建屋内の温度改善
遮熱シートの設置には、創ネット担当も立ち合い、メーカー兼工事会社様で実施。今回は広い範囲:465㎡の天井面(高所)を含む遮熱シート設置でしたが、事前の準備などにより、工期5日間にまで短縮。生産に可能な限り影響を与えないために土日を挟み、実質は2日間の建屋内の稼働停止に抑えています。天井面には高所作業車を使い天井面と遮熱シートの固定には強力な両面テープで固定(固定前にはふき取り掃除とブロアーでの乾燥を実施)しました。天井以外には窓に遮熱シートを設置。窓部分への遮熱シートの施工の注意点として、窓の外側に設置することが上げられます。遮熱シートは、断熱シートと基本的な性能が違い、熱を吸収することなく反射させます。そのため窓の内側に設置すると、直射日光が窓に熱を伝え、その後、内側から遮熱シートが反射させた熱が窓に伝わる(合計2回の熱が窓に伝わる)ことになり、その熱で窓のヒビや割れにつながります。 天井面への作業は、両手を長時間上げた作業が必要になり、遮熱シートの工事に慣れた企業様による施工であったため、安全かつ短納期で行うことができした。